8/21/2015
「商業ベース」・・・ 日本の鍼灸技術
ここ既に何度か代田先生の本の翻訳の話をしたと思う。
中国語の海賊版以外に「真面な」訳本が私は知っている限り存在しない。
しかし、海外の人、取り分け幾分「日本の鍼灸」(この定義も概念も非常に曖昧だが・・・)を少々勉強している人々はほぼ確実いつか「代田文誌」と言う名前を遭遇するに違いない。
何年昔私の治療院を見学してきたアメリカ人(看護師でアメリカで鍼灸を営んでいる)から直接「お願い」がよせられて来た:「仕事の翻訳の合間に代田文誌の本を英訳して下さい!是非読んでみたいからです。」
馬鹿な私は走り回って、「関係者」(古代田文彦先生の奥さんを含む=著作権を持っている)ほぼ全員に何度も翻訳する許可を頂けないかとお願いした。
間違いなく多数の敵を作ってしまった!
先日一度出版社から一端「許可を与えます」との連絡があった。しかし、条件として商業ベースで作業を行い、事前契約を結ぶ事。
その「商業ベースの契約」は事前金(20万円)を頂く、完成してから8%の印税を頂く。ただし、印税の支払いは年に一度(6月)。そして、作業終了までの期間は2年だと決めている契約書にサインする事。
しかし・・・
その「条件」は 私にとって非現実的です。
例えば:
翻訳に専念(full time!) しても、その分量を仕上げるのは4-5か月がかかり ます。校正作業は全部その時間内に収まらないかもしれない。
前金20万円*を頂けば=月収=4-5万円になる。その後「印税」(これもお小遣い程度と予想します)は翌年あたりに頂く(かもしれない!)。
(この分量と内容の仕事の通常のレートの15%程度;
印税が翻訳の仕事に相応しい程頂くため恐らく1万-1.5万冊を売らなければ ならない。まず見込めない事でしょう)
私はどのように生活すればよいのでしょうか。
Full time にしなければ:生活が出来るように通常レートの仕事を優先的を**受けざるを得ない**。
翻訳は既に30年をやっているので、こちらの「商業ベース」の仕事を優先的進める/進まざるを得ないと、
本の納期守れない事態がほぼ確実に発生する。納期まで間に合わないと「契約違反」が発生します。
本の翻訳は volunteer (私は言い出した)として出来るでしょうが、
「商売=商業」として(金銭的)意味全くない。通常の業務を妨害(納気問題)することでさえ恐れなければならない。
「商業ベース」の意味がよくわからない。
お蔭さまで代田先生の情報/教え/技術などは永遠に門外不出になってしまう。
私の感覚では「日本の鍼灸」大いなる損失する。
ま、私の「感覚」はもともといかれていると年中に言われる。
「日本の事何一つ分かっていないね」など・・・
商業ベースを諦めて、暫く暇の時個人的で忽忽と作業=個人的の趣味として挑戦してみる。翻訳の許可がなくても、個人的に翻訳することは「禁じる」事は出来ないでしょう。いつか出来上がったら、個人的人に差し上げる事も禁じられないだろう・・・・・
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