最近 "crowd sourcing" と言う「手法」が流行っているようだ。それをやっている会社は恐らく物凄いいいお金を儲けるでしょう。
しかし、そう言う会社/システムのために働く翻訳者はいかにも「奴隷」として使われる。
例を挙げましょう:
https://www.trans-pro.net
一端いいなあと思って私も登録したが、実際仕事の連絡を見るととても賛同できない。
翻訳言語 日本語 ⇒ ドイツ語 翻訳
翻訳分野 論文・学術・研究開発
文字数 663文字
金額 5,744円(税込)→ つまり 8.6円
翻訳者支払金額 1,861円(税込)→ つまり 2.8円
元々8.6円は安物(!)
だが、そのオンライン会社は3/2を取って、翻訳者=実際仕事をしている人に1/3にしか支払わないのは少なくとも私個人の感覚では妥当ではない!
定期的あの会社から仕事の「案内」が来るが、一度も受けたことない。
しかし、どうやら喜んでそのような「破格的」な料金で仕事する人がいるようです。
翻訳者という生物は絶滅するしかないようだ。
10/27/2014
10/16/2014
悪質業者
先日長取引ある翻訳会社から特許の日独訳が依頼された。お客さんは最初から「時間がない」と「日本語を点や改行まで忠実再現して欲しい」と言ういかにも翻訳の事が分かっていないような特別注文が付けられた。
過去30年フリーランス翻訳者として特許も多数こなしたので、後弁理士の世界になるまでちゃんと出来たと思う。
しかし、納品してから間もない内そのお客さん = 神戸市にある: 「天野特許事務所」からクレイムが来た:
翻訳は何時も(「何時も」ってどういうことかが不明)のものと違うからお金を払わないといいだした。
しかし、何処で何が気に入らないか一切示さない。三歳の餓鬼みたいで、ただ「嫌だ嫌だ」と騒いでいるのみ。
特許事務所は言って見れば「法律の専門家」だ。
特許に関して「異議申し立て」を申請するならば、***必ず***何処で何が可笑しいかはっきりと示す必要があるのは当たり前。
間に入った翻訳会社は一所懸命和解を求めましたが、天野特許事務所は何時までも理不尽の事を言い続けたため、裁判の手続くをとることにした。
裁判になると色々と面倒から、今度天野特許事務所から「お金で解決しよう」との案がでた。翻訳会社も矢も得なく承諾した。
最終的未だ私の翻訳は何処で不備があったか何一つ聞いていないのに、こちら本来貰う報酬の1/3(訳7万円)を損した形になる。
「お前の小品が悪いから金払わない」と言って、欠点も示さず、返品もしない(恐らく私の訳文を変更もせずそのまま使って大儲けしているだろう)身勝手なお客さんのため、こちらがあれだけ損しなければならないのは筋が通らないと思う。
翻訳者は奴隷じゃないよ。
天野特許事務所は悪質業者だと判断するしかない。
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