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3/24/2015

反社会的取り組み

以前WIPと言う翻訳会社に関わる「反社会的取り組み」を「翻訳者撲滅運動」と言うタイトルで取り上げた: http://transcurio.blogspot.jp/2015/02/blog-post.html
今度過去少なくとも25年間取引のある翻訳会社もそのような事をしているので、どうしても一言を言わざるを得ない気がする。

Sunflare という会社は左記の如く過去25年私に仕事をくれてちゃんとした値段も払ってくれる。しかし、社内に部署は色々とあるようだ。普段私は医薬系、技術系の仕事をする。先日それと違って「IT」に関連する部署から連絡が来た。同じようなものは過去に数回あった。
その部署から「プロジェクト」に参加下さいと誘われた。
どうやら観光に関係するフレーズ集のもの、CATツールはサンプルを見ている限り使えないし、文章が「簡単」と言っても、
それなりの作業時間を要すると判断した。
単価は通常 Sunflare が私に払うレートの8%(1.5円)を提供した。しかも仕事の納期に間に合うように毎日3000ワード程度、2-3ヶ月続く。
毎日3000ワードはしっかりと8時間労働に相当するもの。
計算して見れば:
3000 * 1.5 = 4500 Yen = 8 時間。
一日8時間、一週間5日間 = 月給90000円也。
時給:562円
その翻訳会社は社員に「これから3ヶ月通常の給料の10%で我慢して」と言うのだろうか。
同じく大工さん、タクシの運転士さん、ガス、電気、ローン・・・どこの誰にとってもおなじ:「今まで払った「普通」の料金の8%を払うから、良いだろう」 ・・・
それはどこで受け入れるだろう???
これで誰が生活出来るだろうか。神奈川県では法律に基いて最低賃金は凡そ870円。
従って、これは労働法の違反だとしか思われる。

この会社は「反社会的勢力排除に関する誓約」を結ぶことを要求している!
自社が反社会的行為を行い、もしかしてそれをやらせているのはヤクザのではないかと疑問を持たざるを得ない。
そうではないと言う証拠はどこにもない・・・


2/26/2015

翻訳者のただ働き ・・ 例えばPPTファイル

日頃「翻訳の仕事」と言う名目でそれなりの頻度でパワポイントファイルなどを頂いて「上書き」が頼まれる。お客さんや翻訳会社にとって翻訳者はそのファイルで作業を進めてくれると便利でしょう。
しかし、翻訳者がすべき仕事は「翻訳」であって、レイアウトやその他のファイル操作ではない。翻訳作業は取り分け「言葉」を弄る。ある言語の言葉をできるだけエレガントで忠実他の言語に移す事だ。
PPTファイルの場合大体多数のテキストボックスがあって、その中の文字を「上書き」すると元の文字と今記入した文字が同時に表示され、重なってしまうことがよくある。そして日本語の入っているボックスに横文字を入れてしまうと、ボックスの横幅や縦幅が足りなくて、入力している文字を見たいならば、そのボックスをサイズを一々変えないといけない。
上書きしながら文字を削除したり、ボックスの置くさや配置を換えたりするのは***全て***手間=労力+時間がかかる。
労力と時間のかかる作業は普通「支払う対象」となっているはずだ。通常PPTファイル場合その仕事はDTP作業員を行うべきで、その人はそれなりの給料をもらうのも常識でしょう。
しかし、翻訳者にはそのような作業を「ついで」にやってもらうし、「翻訳料」として支払う対象になったこと少なくとも私は経験したことない。つまり、他者がちゃんと給料貰う仕事をただでやれ依頼です。
それと別にレイアウトなどの作業で気がとられてしまうと「翻訳作業」に悪影響及ぼされることも想像しやすいでしょう。

今の世界では翻訳者として必死に仕事しなければならないだろうから、文句を言わず・言えずでそのような仕事をするか、せざるを得ないかもしれないが、本末転倒だと私は思う。言葉に集中して、翻訳作業が終わってからそういう余計な作業を行うべきだ。

それが嫌だったら、最低翻訳作業以外の作業に対してそれなりの支払いは行うべきでしょう。そうやってただ働きさせられている作業員はさほどいないでしょう。

2/15/2015

翻訳者撲滅運動

ちょっと前に15年以上前に仕事したことのある翻訳会社(WIPジャパン株式会社)から連絡があって、その会社が今度新しいYAQSと名乗っている「オンラインシステム」を作ったから、是非とも登録して欲しいとの事。
過去に何度も今風「クラウドソーシング = cloud sourcing」などの取り組みを見て、何種類に登録したが、どれも - 例外なく! - 奴隷市場だ。
奴隷市場とは: 自分している仕事に対する「報酬」は失礼ほど低い。

失礼→ レートも例外なく1文字/1-1.5円程度。ページ当り5百円程度。神奈川県で法律によって定められた「最低賃金」を下回るだろう。
インドからネット上で掲載されている案件より安い。私は知っている世界中の翻訳者誰人もこのレートで仕事しません。奴隷市場を運営している "Proz.com" でさえ、このようなレートは非常識だと判断しています。そのような「報酬」だと一日36時間働いても生活出来ない状態!

翻訳会社としてよくもそのようなものを提案する。
労働者 = 職人 = 翻訳者(翻訳で生計を立てようとする人はどう言う者だと考えているでしょうか。
このレートで実際「仕事」(Google translate を通して、2-3単語を変えて仕上げる?)をする者がいれば、この取り組みは意図的翻訳職人を撲滅させようとするものにしか解釈しようがない。

ちゃんとした他の翻訳会社と「反社会的勢力排除に関する誓約」を結んで、賛同していますので、私は上記の翻訳会社は反社会的行為を行っていると判断し、登録を抹消するように依頼した。

真面目に仕事をしようとしている翻訳者に告げる:上記の会社と「システム」は危険で避けるべきでしょう。報酬がなくても趣味として翻訳するならばどうぞ。

10/27/2014

奴隷制度

最近 "crowd sourcing" と言う「手法」が流行っているようだ。それをやっている会社は恐らく物凄いいいお金を儲けるでしょう。
しかし、そう言う会社/システムのために働く翻訳者はいかにも「奴隷」として使われる。
例を挙げましょう:
https://www.trans-pro.net
一端いいなあと思って私も登録したが、実際仕事の連絡を見るととても賛同できない。
翻訳言語            日本語 ⇒ ドイツ語 翻訳
翻訳分野            論文・学術・研究開発
文字数              663文字
金額                 5,744円(税込)→ つまり 8.6円
翻訳者支払金額    1,861円(税込)→ つまり 2.8円

元々8.6円は安物(!)
だが、そのオンライン会社は3/2を取って、翻訳者=実際仕事をしている人に1/3にしか支払わないのは少なくとも私個人の感覚では妥当ではない!
定期的あの会社から仕事の「案内」が来るが、一度も受けたことない。

しかし、どうやら喜んでそのような「破格的」な料金で仕事する人がいるようです。
翻訳者という生物は絶滅するしかないようだ。