2/15/2015

翻訳者撲滅運動

ちょっと前に15年以上前に仕事したことのある翻訳会社(WIPジャパン株式会社)から連絡があって、その会社が今度新しいYAQSと名乗っている「オンラインシステム」を作ったから、是非とも登録して欲しいとの事。
過去に何度も今風「クラウドソーシング = cloud sourcing」などの取り組みを見て、何種類に登録したが、どれも - 例外なく! - 奴隷市場だ。
奴隷市場とは: 自分している仕事に対する「報酬」は失礼ほど低い。

失礼→ レートも例外なく1文字/1-1.5円程度。ページ当り5百円程度。神奈川県で法律によって定められた「最低賃金」を下回るだろう。
インドからネット上で掲載されている案件より安い。私は知っている世界中の翻訳者誰人もこのレートで仕事しません。奴隷市場を運営している "Proz.com" でさえ、このようなレートは非常識だと判断しています。そのような「報酬」だと一日36時間働いても生活出来ない状態!

翻訳会社としてよくもそのようなものを提案する。
労働者 = 職人 = 翻訳者(翻訳で生計を立てようとする人はどう言う者だと考えているでしょうか。
このレートで実際「仕事」(Google translate を通して、2-3単語を変えて仕上げる?)をする者がいれば、この取り組みは意図的翻訳職人を撲滅させようとするものにしか解釈しようがない。

ちゃんとした他の翻訳会社と「反社会的勢力排除に関する誓約」を結んで、賛同していますので、私は上記の翻訳会社は反社会的行為を行っていると判断し、登録を抹消するように依頼した。

真面目に仕事をしようとしている翻訳者に告げる:上記の会社と「システム」は危険で避けるべきでしょう。報酬がなくても趣味として翻訳するならばどうぞ。

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